不動産投資調査の#REIBOXが「失敗しないための不動産投資業者選びで大切なポイント」について解説します。

本記事をお読みいただけば悪質な不動産投資会社を避けて、ご自身の目的に沿った物件を提案してくれる不動産投資会社に出会えるようになりますよ。

※悪質な提案をせず、資産性のある物件提案をしてくれる優良不動産投資会社を先にチェックしたい方は下記の記事もあわせてご参照ください。

評判の高い不動産投資会社を強み別にチェック!

不動産投資業者選びで大切な8つのポイント

【補足】先にお読みください

営業担当と会う前の不動産投資業者選びでは『各社のホームページを見ることでわかる情報から押さえておくべき要点は何か?』をピックアップします。

  1. 物件を購入した後のアフターフォローまで強い
  2. 入居率が95%以上の業者を選定
  3. 物件選びに根拠がある
  4. 提携先の金融機関が豊富
  5. 体験談・口コミが豊富
  6. 倒産リスクが少ない会社
  7. 実際に不動産投資業者の営業マンに会うときに必ず確認すべきポイント
  8. 不動産投資会社から突然届く電話営業は避けること

1.物件を購入した後のアフターフォローまで強い会社に相談する

不動産投資は物件を購入したら終わりではなく継続的に安定した運用が必要。ですが、本業ある方は時間が限られるため、購入した物件の管理は不動産投資業者に委託して運用を任せることになります。

物件購入後のアフターフォローが弱いと物件の資産価値が低下し、入居率や家賃下落のリスクが高くなるため、入居者対応・修繕・業者とのやり取り・急なトラブル対応などを行う会社を選んでください。

キャッシュフローを安定させるために空室対策に強い会社を選ぶ!

アフターフォローの中でも特に重要な空室対策。「入居者集め」や「高い賃貸需要が見込めるエリア選定」の実績がある会社から優先的に選んでいきましょう。【 空室が少ない=キャッシュフローが安定する=より堅実な不動産投資運用が可能 】』ということです。

2.入居率が95%以上が実現できている業者を選ぶ

入居率が95%以上の会社を選んでください。

空室リスクとキャッシュフローの安定に関しては「1.物件を購入した後のアフターフォローまで強い」でお伝えした通りですが、具体的な数字で表すなら入居率が95%以上は必須です。

入居率の目安数字は新築に強い業者でも中古に強い業者でもどちらの場合でも同じ。よりシビアに言えば新築であれば99%、中古であれば95%は切りたくないラインです。

3.選んだ物件の資産価値に対して根拠を提示できる会社を選ぶ

不動産投資は長期に渡る運用になります。運用中におけるエリア選定の理由、修繕費や周辺環境の変化により物件価値が下がってきた際の対応、など踏まえた上で『本当に価値のある物件なのか?』を提示してくれる会社を選びましょう。

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REIBOX編集部
現状のメリットばかりをアピールする不動産投資業者には注意!

4.提携先の金融機関が豊富な会社が重要

提携している金融機関が豊富な不動産投資業者ほど好条件(通常よりも低金利、融資期間を長くできる、など)で融資を受けやすいです。融資条件が良いほどキャッシュフローが安定し、よりリスクの少ない不動産投資が可能になります。

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REIBOX編集部
中には既存物件の借り換え代行をしてくれる会社もあるので、現在の融資条件に不満がある方が乗り換え相談しても良いでしょう。

5.体験談・口コミが豊富な会社を選ぶ

体験談や口コミが多く書き込まれている不動産投資業者はそれだけ取引実績が豊富という裏付けでもあります。実績が豊富であればそれだけ多くのお客様に支持されている可能性が高いと言えます。

6.倒産リスクが少ない会社を選ぶ

売り上げの大小だけでは決められませんが、規模が大きい会社・上場企業の方が規模の小さい・未上場の会社よりも倒産しにくいです。不動産投資は購入後から長い付き合いが始まるので企業として安定性のある会社を選んでください。

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REIBOX編集部
売上規模は帝国データバンクや財務状況から確認できます。

7.実際に不動産投資業者の営業マンに会うときに必ず確認すべきポイントを抑えよう

  • 失敗談・デメリットも伝えてくれるか?
  • 簡単・楽とは言わないか?
  • 顧客に合った提案をしてくれるか?
  • 顧客の目的に沿ったシミュレーションをしてくれるか?

メリットもデメリットもあるため不動産投資のネガティブな側面も隠すことなく伝えてくれる担当者こそが信用できる担当者と思った方が良いです。また、投資目的は個々人によって異なります。自分の目的に合った提案やシミュレーションをしてくる担当なら信用できます。

決して楽して安全というわけではない不動産投資

不動産投資は「物件購入後の管理を委託すれば、その後の管理やかける工数が他の副業と比べて比較的に楽」なだけであって、物件やエリアの選定、物件購入後の客付け、修繕、トラブル対応、長期目線でのシミュレーション計算などは決して楽な作業ではありません。誤解の無いように。

シミュレーション提案は絶対必要!

提案された物件は収支シュミレーションによる裏付けがあるか?も確認してください。具体性がなければ誰にでも同じ物件を紹介している可能性があるので信頼できません。

なお、不動産投資のシミュレーションはどんなものか?とご自身で試してみたい方は「不動産投資のシミュレーションをエクセルで確認!利回りが良ければ融資まで検討しよう」をご参照ください。

8.急に電話営業を掛けてくる不動産投資会社は避けよう

不動産投資の断り方。しつこい電話勧誘や迷惑電話に向けた撃退方法」でもお伝えしてますが、営業電話に頼っている会社は名簿を買い取っているケースが多いので何度も電話をかけてくる場合は注意!

もちろん営業電話が頻繁な会社は全て信頼できないわけではありませんが、本当に良い不動産投資業者は営業電話に頼っていません。( 電話営業を掛けないとその会社は成り立たない状態、ということです。 )

【補足】新築 or 中古 & マンション or アパート、どの物件が正しい?

結論どれも選択肢に入るため、「投資目的」「資金」によって回答が変わります。

\ 特徴比較 /

物件の特徴を比較

融資を受けることを前提に考えると現状ではアパートは融資を受けにくい時期なので不動産投資を始めるなら新築or中古の「マンション投資」の方が資金面で考えても始めやすいです。

✅ 気になる会社はすべて回ろう

良い不動産投資業者を選ぶためには特定の1社だけにこだわらずネット検索して投資用不動産専門業者を見つけて顔を出してみる、地元の不動産会社に行ってみる、などとにかく間口を広くして複数社から比較検討してください。

複数社選ぶメリットとは?

1社だけ選んで自分にとって最高の物件・業者が見つかることはまずありえません。(宝くじで1等当てる感覚だと思ってください。苦笑)

複数社から多くの提案を受けることで良い物件・良い業者を引き当てる確率が高まりますし、結果として複数社と話をすることで広い視野を持てる・体系的な知識が身に付くなどのメリットもあります。

まとめ

  • 不動産投資業者選びは8つのポイントを担当営業に会う前後で選定基準が異なる
  • オーナーの希望を組んで提案する業者でなければ距離を置く
  • 成功率を高めるために複数社は足を運んだ方が良い
  • 根拠を持った提案をする業者を選ぶ